業務にいかせる心理の話
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#009 ストレス軽減に毎日ポジティブに過ごす方法
こちらは2019年6月に弊社メールマガジンに掲載された記事の再掲です。
あなたは、自分のことをネガティブだと思っていませんか?
世の中は、ポジティブ大絶賛!ですから、真面目な人ほど「自分はネガティブかも?」と悩んでしまうようです。
そこで、毎日ポジティブに過ごしたいと考えているあなたに、今日は、自分一人でもできる簡単なワークをお伝えします。
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ネガティブ・ポジティブの基準に疑問
私は世間の「ネガティブ・ポジティブ」の基準には、首をかしげたくなる時があります。
カウンセリングに来る人には「わたしはネガティブだから……。」という方がいますが、「自分を幸せにするためにカウンセリングに来る人がネガティブ?」と、いつも私は不思議に感じてしまいます。
●幸せになりたい(願望・目標)
→何かキッカケがないかなぁ(情報収集)
→みつけた(情報処理)
→やってみよう(決断)
これだけの行程をクリアして行動している人はポジティブな人です。
だから、カウンセリングを受けるほど落ち込んでいても、カウンセリングに来る人はネガティブではないと私は考えています。
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ネガティブな自分を変えたい時
それでも、その人が、自分をネガティブだと思っているので、そこは否定せずに以下の手順で変えてもらっています。
「私は、ネガティブです。」のネガティブを、肯定的な単語に置き換えてもらうのです。
「私は、リスクマネジメントに優れているタイプです。」
「私は、分析力があります。」
「私は、全体を考えて行動します。」
「私は、慎重なのです。」
などポジティブな表現に変えるだけです。
リスクマネジメントの才能のない医師とリスクマネジメントに優れた医師を比較したら、自分が受診するなら絶対にリスクマネジメントに優れた医師ですよね。 問題点を見つけるにはポジティブなだけではみつけられませんからね。
分析力があれば、ついつい暗い予想も考えついてしまいます。全体を考えると、何かうまくいっても単純には喜べません。慎重だと、行動する前に問題点がないか考えてしまいます。
だからと言って「ネガティブ」とは違うと感じられるはずです。
だから、自分はネガティブだと感じているなら、自己表現の単語をポジティブに変えてみましょう。
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フレームが変われば感覚が変わる
短所は長所といわれるように、単語が違えば意味づけも変わります。
ネガティブといわれる言葉を、あなたなりのポジティブな言葉に変えてみましょう。
いかがですか? 感覚がポジティブに変わってきませんか?
上記のように、単語をAからBに変えて意味づけを変えることをNLPで「リフレーム」と言います。
絵画の額縁(フレーム)を変えるように、事実や状態の意味付けを変えるので「リフレーム」というワーク名がついています。
そうして、このワーク、ここで終わりにしないで、変えた単語や言葉を使っている自分の未来をイメージしてみましょう。
未来をイメージしておくことで、リフレームがうまくいっているかどうかのチェックができます。
じつは、このチェック方法にもNLPの名前がついているのですが、それは、またの機会にお伝えしますね。
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まとめ
絵画の額縁(フレーム)を変えるように、事実や状態の意味付けを変える「リフレーム」。
落ち込んだ時や自己否定して自信がなくなった時に使うと、ストレスが軽減されますので、お試しくださいね。
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マインドック
鈴木栄美子
フジテレビ・日本テレビほか、多数出演! 独立して18年。クライアントの9割が増益。反応率5倍や0から月商200万円、1億円から3億円などの実績。顧客心理の誘導で、高額商品がバンバン売れる集客コンサルタント。